研修の進め方

自己チェック方法

自己チェックシートは、一度チェックすれば終わりというわけではなく、何度も繰り返し見直すことで、ご自身のICT 活用指導力の変化を確認できる形になっています。以下に3 つの段階での自己チェックシートの活用法について説明します。

(1)研修実施前のチェック

まずは、研修テキスト中で研修を受ける(行う)内容に該当するチェック項目について、率直に該当すると思われる項目をチェックしてください。 また、チェック項目に書かれている内容が何を意味しているのかわからないことがあるかもしれません。その場合には[0=書いてあることが分からない] の項目をチェックするところから始めていただいて結構です。研修を通じて内容の理解を深め、1 つでも上のチェックができるよう研修に取り組んでください。

(2)研修実施後のチェック

また、研修終了後、改めてチェックを行います。自己評価(自分でのチェック)のほかに、テキストチェックやWeb 上の確認テスト、研修中の講師からの評価や模擬授業などの相互評価の結果も踏まえて総合的に判断してください。

研修実施前と実施後の自己チェックを比べ、変化があった部分が特に今回の研修で得られた成果ということになるでしょう。

また、場合によっては、実施前よりも実施後のほうがチェックの評価が厳しくなることもあります。これは、研修を受けることによって、チェックの際の判断基準が厳しくなったり、自分の持っていた知識や情報が思っていたほど十分ではないことを確認したりすることがあるからです。これは、研修を受けることによって、「自分が勉強しなければならない点が確認できた」ことの証でもありますので、今後、研修テキストやWeb教材などを活用して、もとの段階に戻すことができるようがんばってください。

(3)研修後、しばらくたってからの現場でのチェック

ところで、自己チェックシートの項目の中には、「……の指導ができる」など、研修中だけでは判断しづらい項目もあります。これは、研修を受けた後、そこで得られたことを実際の現場、つまり授業の中で活用していただいて初めて意味を持ってくるものである、との考えから、そのようなチェック項目を設けています。

したがって、研修成果を授業の中で実践していただき、その後、改めてチェックしていただき、その時点でこれまでの自己チェックから一歩進むことができれば十分です。研修を一時的なものとせず、日々の授業の肥料(養分・栄養剤)にしてください。

この自己チェックシートが、一人でも多くの教員にICT を活用した授業をしていただくきっかけになれば、またそのための自己研鑽の一助になればと思います。